ホンダ、埼玉製作所寄居工場の環境負荷低減技術を公開

2013年11月07日(木)19:03 pm

ホンダは、埼玉製作所寄居工場のオープンハウスを7日(木)に実施した。このオープンハウスでは、「環境負荷の小さい製品を最も環境負荷の小さい工場で作り出す」というコンセプトのもとに最先端の生産技術と高効率な生産体質が構築された世界トップクラスの省エネルギー工場が初公開された。

革新的な技術の投入により、世界中のホンダの工場をリードするこの寄居工場では、新型「フィット」を皮切りに、今後発売予定の小型SUVや小型セダンなど、グローバルコンパクトシリーズを集中生産することにより、さらに高効率な生産体制を構築してゆく予定。さらに、ここで培われた技術やノウハウは、今後立ち上げられる予定のメキシコ、中国、ブラジルなどの新工場へと展開されることになっている。

<埼玉製作所寄居工場の特長>
【生産技術】
プレス:高速サーボプレス成型と高速チェンジ化により、業界トップクラスのショット数を実現したことにより、従来技術に比べ約40%の効率向上
溶接:生産設備を軽少化することで、設備投資のミニマム化とグローバル展開を実現
組立:重量物作業の削減や取り付けの精度アップ、省人化を作業の自動化によって実現

【環境負荷低減技術】
塗装:ホンダS.E.塗装(Honda Smart Ecological Paint)の採用により塗装エネルギーを40%削減
合成樹脂:バンパー塗装工程において水を使わずに炭酸カルシウムによる塗装ミストの吸収除去を実現(国内初)
施設管理:FEMS(工場エネルギーマネジメントシステム)によるエネルギー使用状況の見える化を実施
物流:工場内での取引先の部品加工(コーポレートパーク)を実施し、車体工場と直結することで輸送効率の大幅向上と輸送時のCO2削減に大きく寄与

<埼玉製作所寄居工場の概要>
所在地:埼玉県大里郡寄居町大字富田2354番地
敷地面積:約95万平方メートル(緑地28万平方メートルを含む)
生産能力:25万台/年

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