メルセデスAMGのチーム代表ロス・ブラウンは、チーム代表の職を残留の条件にしている。
ブラウンは、辞職を決めたといううわさは否定したものの、話し合いが行われていることは認め、チーム代表の地位が継続されるならチームに残る姿勢を明らかにした。
「誰が責任者なのかを明確にする必要があると考えている。私にも続けるだけの理由が必要だ」とブラウンはF1第15戦日本GP開催中の13日(日)に語った。
「成功するF1チームには、一番上に代表する存在が不可欠だ。そこが大きな問題になっている。私が代表であり続けるかどうかを確定する必要がある」
メルセデスAMGが望み通りの結論を出さなかった場合、F1を去るのかと聞かれると、「必ずしもF1を去ることにはならない」とブラウンは答えている。
ブラウンは、2015年からマクラーレンにエンジンを供給するホンダに加わるのではないかといううわさもある。また、マクラーレンはレッドブルの空力部門責任者であるピーター・プロドロモウと契約したことを認め、さらなる人材獲得も示唆した。
「(プロドロモウ獲得は)単独の出来事ではない」とマクラーレンのマネジングディレクターであるジョナサン・ニールが話したとブラジルの『Totalrace(トータルレース)』が伝えている。
「ほかにもチームを強化するためにやろうとしていることがある」
「2015年とホンダに向けて進んでいる出来事の一部であり、勝利への道を確実にするためのものだ」