8月3日(土)、鈴鹿サーキットでFIA ALTERNATIV ENERGIES CUP ソーラーカーレース鈴鹿2013の決勝レースが行われた。
ソーラーカーレースにふさわしい好天に恵まれ、入門クラスのエンジョイI・IIクラスによる4時間耐久レースには36台が、最高峰クラスのFIAオリンピア・ドリーム・チャレンジクラスによる5時間耐久レースには24台が参加。アツいバトルが繰り広げられた。
午前7時にスタートしたエンジョイI(ソーラーパネル出力480w以下。構成メンバーが18歳以下)・エンジョイII(ソーラーパネル出力480w以下。年齢制限なし)クラスによる4時間耐久レースは、2番手スタートの平塚工科高校社会部(エンジョイI)が完全にレースをコントロールして堂々のエンジョイIクラス4連覇、総合3連覇となる優勝を飾った。2位のオリンパスRSはエンジョイIIクラス優勝。総合3位はエンジョイIIクラスのJAGつくばソーラーカーチームが入った。
FIA国際規格のマシンを使うFIAオリンピアクラス、ソーラーパネルの出力制限のないドリームクラス、ソーラーパネルの出力が800wに制限されているチャレンジクラスによる混走の5時間耐久レースは12時にスタートし、OSU大阪産業大学(ドリームクラス)がポールポジションから2年連続7度目の総合優勝。総合2位は芦屋大学ソーラーカープロジェクトA。3位には序盤後方に沈みながらも着実に追い上げてきた静岡ソーラーカークラブ(ドリームクラス)が入った。チャレンジクラスは総合5位でチェッカーを受けた堺市堺高等学校科学部が優勝。FIAオリンピアクラスは総合12番手でチェッカーを受けた芦屋大学ソーラーカープロジェクトBが優勝した。