フェリペ・ナスールがいよいよF1デビューする、とブラジルの『O Estado de S.Paulo(オ・エスタード・ジ・サンパウロ)』 紙が伝えた。
ブラジル出身で20歳のナスールは、2013年のGP2で暫定2位につけている期待の若手ドライバーだ。しかし、同紙のインタビューでナスールはF1へのステップアップについて、多くを語らなかったという。
「近いところまで来ているのはもちろんだけど、F1についてはそのうちきちんと考える時が来るだろうね。でも今は、とにかくいい形で(GP2の)シーズンを終えることだけを考えているよ」
「チャンピオンになれば、人生が簡単になるからね」
そう話したナスールが見据える先は、フォース・インディア、トロロッソ、ザウバー、ウィリアムズといった中団チームからのF1デビューだろうと同紙は伝えているが、ナスール本人は具体的な話をしていない。
「僕は人生をかけてそこ(F1)を目指してきたんだ、できれば来年にそれがかなうといいね」
「(2014年シーズンは)ルールが大きく変わるから、デビューするにはいいタイミングだろうね」