バルセロナのカタルーニャ・サーキット代表を務めるサルバドール・セルビアが、バルセロナとバレンシアがF1スペインGPを隔年で交互開催する契約が成立間近であるとの報道を否定している。
カタルーニャ自治州首相のアルトゥール・マスが先日、「もし、バレンシアが2014年にグランプリを開催できるなら、交互開催はあり得る」と発言したことを受け、契約の詳細が今週末にまとまるだろうと報じられていた。
しかし、セルビアはこのような契約は「過ち」になるだろうと考えている。さらに、今週末にあわてて契約を成立させるようなことは起こらないとの考えを地元のラジオ『Rac1』に語った。
「これらの契約書は200ページにも及ぶ。もし、(契約を)変更せざるを得ないなら、徹底的に行わなければならない」とセルビアは述べた。
「私たちは今のところ、何の通知も受け取っていない」と話すセルビアは、多くのレーススポンサーもグランプリを隔年に交互開催する計画には「賛成しないだろう」と付け加えた。