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マッサ「バーレーンでは2種類のタイヤのタイム差が大きくなる」

2013年04月19日(金)12:24 pm

フェラーリのフェリペ・マッサが、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われるF1第4戦バーレーンGP(4月21日決勝)に向けて意気込みを語った。

Q:あなたはこれまで2度バーレーンで優勝を飾っていますが、バーレーンでうまくやれる秘密は何ですか?

マッサ:秘密は秘密にしておかなきゃ! 2004年にザウバーで初めてここへ来て以来、このサーキットで走るのが好きなんだ。いいサーキットだよ。長いストレートがあって、ハードブレーキングが必要だし、加速力も重要だね。

Q:これまでフェラーリでのキャリアすべてでF1チャンピオンとなったドライバーと組んでいることになりますね。中には複数回にわたってタイトルをとったドライバーもいましたが、それについてどう思いますか?

マッサ:僕はこれまで常に強いチームメートと一緒だったし、多くの人たちからそれはいいことではないと言われたよ。でも、僕にとってはいいことなんだ。そのことで、常にできる限り最善を尽くさなければというヤル気が出るのさ。もし完ぺきな仕事ができなければ、すぐにそれがわかってしまう。チームメートがいつもそこにいるわけだからね。

マッサ:僕は、世界中の人たちが最高だと考えているドライバーと組むことで多くのことを学ぶことができた。常に毎日完ぺきでいなきゃというプレッシャーにさらされるけれど、僕はそれが好きなんだ。

Q:中国GPではタイヤに悩まされていましたが、そのことについて教えてください。また、バーレーンのサーキットは上海とはかなり違うと思いますが、タイヤに関してはどうなると思いますか?

マッサ:前回のレースではミディアムタイヤのグレイニング(タイヤ表面が異常摩耗してささくれ立つこと)という大きな問題を抱えてしまったし、すでに金曜日のフリー走行からそうだったんだ。週末を通じてサーキットのコンディションが改善されるにつれてリヤのグリップはだいぶよくなって、レースでもそうだった。だから、最初はフロントタイヤをいたわることに集中していたよ。

マッサ:ところがグレイニングが始まってしまい、それで1回目のピットストップ後に後れを取ってしまった。2回目のピットストップ後は、もっと攻めの走りをしようと決めたら、それによってタイヤのグレイニングがそぎ落とされてきれいになったんだ。だから、フロントタイヤをいたわろうとしていたのが完ぺきに間違いだったんだと思うよ。

マッサ:バーレーンでのハードタイヤについては心配していないよ。マレーシアでも全然問題なかったからね。グレイニングは起こったけれど、それはみんな同じだった。僕は、ここで2種類のタイヤのタイム差が大きくなると思うんだ。そうなると、ほとんどのドライバーはレースでミディアムタイヤ(ソフト側)をできる限り長く使おうとすると思う。

マッサ:だから、ここでもまたいい戦略を立てることがすごく重要になるだろうね。概して、ピレリはいい仕事をしていると思うし、ファンにとっては面白いレースになっているんじゃないかな。

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