存続危機にあるHRTをアレキサンダー・ブルツが救済するとのうわさを、現HRTドライバーでありマクラーレン時代にはブルツとともにテストドライバーを務めたペドロ・デ・ラ・ロサが否定した。
スペイン紙『AS』は、元F1ドライバーであり現在はウィリアムズでドライビングコーチを務めるブルツが、解散の危機に直面するHRTの救済に乗り出すと報じた。
しかしデ・ラ・ロサは「いや、それは真実ではないね」とした上で、こう続ける。
「アレックス(ブルツの愛称)は既に否定しているんじゃないかな。でもここ(F1ブラジルGP)には来ているに違いないから、彼が何と言うかは(聞けば)分かると思うよ」
そして今回のF1ブラジルGP(25日決勝)が自身最後のグランプリになる可能性があることを認めたデ・ラ・ロサは、ほかのチームもHRTのような道を進む可能性があることを警告する。
「マクラーレン、フェラーリ、レッドブル、そして恐らくメルセデスAMG、これらを除いたその他のチームは必ずしも安全だとは言い切れない」