HRTのペドロ・デ・ラ・ロサは、インテルラゴス・サーキットで行われたF1ブラジルGPフリー走行3回目で、15周を周回してベストタイムは1分16秒198で22番手。予選では、1分19秒699で24番手になった。
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ペドロ・デ・ラ・ロサ
「コースに出たとき、路面は少しぬれていた。でも、走行ラインがすぐ乾くと思ったから、ドライ用のセットアップで行くことにした。1周目はやっかいだったけど、時間とともに路面の状態は格段と改善されていった」
「でも、予選の終わり方には納得がいかない。僕たちのクルマには競争力があったから、絶対にもっといい結果を出せたはずだった。ちょうどいい感じでタイムを計測していたら、ほかのクルマにぶつけられたんだ。あれは危険な動きだよ。路面のコンディションからして、あの状況では脇によけられない。あのとき負った衝撃で、リアのサスペンションが曲がってリアタイヤもパンクさ。急いで新品のミディアムタイヤ(ソフト側)に履き替え、運よくギリギリで1周走って、タイムを更新することができたよ」
「クルマへのダメージがそこまで深刻じゃないと願っている。レースは明日だし、シーズンをよい結果で締めくくるために、ここでベストを尽くしたいからね」