マルシャのティモ・グロックは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われたF1アメリカGP決勝を19番手からスタートし、19位になった。
ティモ・グロック
「もっと期待していたとはいえ、全体的に力強いレースを戦えた。最初の1周はかなり混とんとしていて、2度もクルマのバランスを失っているすきにビタリー(ペトロフ/ケーターハム)に抜かれた。最初はKERS(運動エネルギー回生システム)で優位のビタリーについて行くのが大変だった」
「続いてヘイキ(コバライネン/ケーターハム)にも抜かれた。同じストーリーさ。最初はついて行くのが大変だったけど、だんだん差を縮めていった。しばらくうしろにつけていたけど、少し早めにピットストップを行うことに決めたんだ。追い抜く方法を探るためにね。でも、運悪く向こうも同時にピットストップをしてきた」
「レースの終盤に12コーナーでヘイキを追い抜いたけど、15コーナーでまた向こうが飛び込んできて、再び順位が入れ替わった。僕はコースの外へ少し押し出されたよ」
「僕たちのレースペースはとてもよかったけど、今日の前向きな要素はこれだけじゃない。(チームで争う)コンストラクターズ選手権で10位を維持できている。チームの大きな目標達成に向けてとても前向きだし、来週末のブラジルGP(今季最終戦/25日決勝)でもベストを尽くすのが今から待ち遠しいよ」
「ここオースティンで素晴らしい1週間を過ごせた。チームの努力がファクトリーのスタッフと合わさってシーズンの終盤でも改善し続けていられるんだ」