HRTのペドロ・デ・ラ・ロサは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催されたF1アメリカGP決勝で、23番手からスタートし、21位になった。
ペドロ・デ・ラ・ロサ
「全体的にはいいレースだったよ。クルマはうまく機能してくれたし、タイヤも初日のテストのときに比べれば期待したよりもうまく働いてくれた。スタートもよくて、最初のタイヤセットで攻め続けることができた。でもちょっと長く使いすぎたみたいで、レース中盤ではフロントタイヤにグレイニング(異常摩耗)が発生してしまったんだ。でも、ハードタイヤ(ハード側)に交換したらまた調子よく走れるようになったよ」
「ゴールまであと5周というところで、カーボンシートの一部が壊れてしまい、リタイアすることになるかもしれないと思ったけれど、なんとか体勢がくずれたドライビングポジションのままでチェッカーフラッグを受けることができたんだ。これは僕だけじゃなくてチーム全体にとっても意味のあることだったね。次はブラジル(最終戦/25日決勝)に向けて準備を進めるよ」