フェラーリのフェリペ・マッサは、ヤス・マリーナ・サーキットで行われたF1アブダビGPフリー走行3回目で17周を周回して、ベストタイムは1分43秒480で11番手。予選では、1分41秒723で9番手になった。
フェリペ・マッサ
「今回は難しくて複雑な週末になってるね、少なくとも、今晩はそうだった。できればもう少し前、せめて3列目以内でレースをスタートしたかったよ。Q3では、新品ソフト側タイヤが僕には1セットしか残されていなかったこともあって、チームメート(フェルナンド・アロンソ)とは違う戦略で挑んだんだ。振り返ってみれば、あれは最高の選択ではなかったけれど、あとからだったらなんとでも言えるよね」
「僕のクルマには今回から採用した改良が全部組み込まれてるわけじゃなくって、それはあまりうれしいことではないのだけれど、フェルナンドの結果を見れば大した違いがないことは一目瞭然(りょうぜん)だよ。最後のアタックでは第1コーナーで少しクルマが曲がりすぎてしまう状態になっていて、0.02秒か0.03秒くらい損をした」
「だけどさ、今日はもっと難しい日になるかもしれなかったんだよ。フェラーリはもともとレースに強いから、明日も今日のようにうまくいって、順位をいくつか上げられるとうれしいね。いくつかのチームがこのサーキットにすごく合ってるみたいだ。この3戦ほどマクラーレンは少し精彩を欠いていたのに、ハミルトン(ルイス・ハミルトン/マクラーレン)はいとも簡単にポールポジションを奪っていったよ」