F1の最高責任者であるバーニー・エクレストンが28日(木)、ロンドンの市街地コースでのF1グランプリ開催に向けた招致活動に向けて本格的に活動を開始したようだ。
伝えられるところによれば、その計画はマクラーレンのスポンサーイベントで見られた架空のコースや、うわさされたようなオリンピックスタジアムやその周辺を利用するというものではないようだ。
『Times(タイムズ)』は、エクレストンにはバッキンガム宮殿、トラファルガー広場、ビッグベンやネルソン提督像といった有名な歴史的建造物の周囲で市街地レースを開催するために、5500万ドル(約43億7000万円)にも及ぶ費用を投資する用意があると報じている。
これについて、エクレストン本人は次のようにコメントしている。
「観光産業にとってどれだけの効果があるか考えてごらん」
「素晴らしいものになるだろうし、ロンドンにとっても、イギリスにとってもいいことだ。オリンピックよりもずっといいよ」
これに関して、ロンドンのボリス・ジョンソン市長の事務所はまだコメントを出していない。
エクレストンはさらに次のように続けた。
「現状では、多分われわれが先陣を切ることになるだろうし、そのための資金も提供するよ」
「もし許可が下り、他に問題がないようであれば、われわれはそれを実現できると思うね」