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【WEC】トヨタのアロンソ誕生!「ル・マン参戦を夢見てきた。中嶋一貴から学ぶ」

2018年01月30日(火)23:20 pm

TOYOTA GAZOO Racing は2018-19シーズンのWEC(世界耐久選手権)に参戦するドライバー・ラインナップを発表した。フェルナンド・アロンソが新たにチームに加わり、WECそしてル・マン24時間レースに参戦する。

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■ル・マン優勝のチャンスは2回

チームは、ル・マン24時間レース2戦を含む全8戦からなる2018-19シーズンに2台のハイブリッド車で参戦する予定で、最大の目標であるル・マン優勝と共にシリーズ・チャンピオンを目指す。

車は、昨シーズンのTS050 HYBRIDに更なる熟成を加え、厳しい耐久レースの場で最先端ハイブリッド技術の開発を行いながら今シーズンのWECに参戦する。

■ドライバーラインナップ:アロンソは中嶋一貴と共に戦う

TS050 HYBRID #7号車のドライバーは、昨年同様、マイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペスになる。

TS050 HYBRID #8号車は、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、そして新たにフェルナンド・アロンソが加わる。

フェルナンド・アロンソにとっては、5月に開催される開幕戦スパ・フランコルシャン6時間レースがWEC LMP1カテゴリーのデビュー戦となり、F1と日程が重ならない全ての2018-19シーズンのWEC全戦に参戦する予定だ。

昨年、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴と共に5勝を挙げた2014年WEC世界王者のアンソニー・デビッドソンは、リザーブ兼開発ドライバーとしてチームに残る。

ル・マン24時間レースの2度の覇者であるアレックス・ブルツは、引き続き、2016年から続くチームのアドバイザー兼アンバサダー(親善大使)として、チームをサポートしていく。

■村田久武(TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表)

「この2018-19WECは最大目標であるル・マン24時間レースが2回ある、特別なシーズンになります。

新加入のフェルナンドはWECではルーキーになりますが、長年に渡るトップレベルでの活躍は周知のことであり、必ずチームに貢献してくれるものと信じています。チーム全員が彼とレースが出来ることを喜んでいます。

耐久レースではチームの総合力が重要ですが、なかでも今シーズンのドライバーに関してはレベルの高い強力なラインナップとなりました。

一方、これまで様々な厳しい状況で活躍してくれたアンソニーには心から感謝の意を申し上げたいと思っています。彼は引き続きチームのメンバーとして、重要な役割をお願いするので、今シーズンも忙しい日々を送ることになります」。

■フェルナンド・アロンソ

「ル・マン24時間レースに初めて参戦できる事をとても嬉しく思っています。ル・マンは以前から参戦を夢見てきたレースです。

耐久レースは、F1のようなスプリントレースとは違いますが、デイトナ24時間レースではその一端を経験し、本当に楽しむことができました。耐久レースで豊富な経験を持つセバスチャン、一貴の2人から学びながら、ともにレースをするのが楽しみです。

短時間で学ばなければいけないことも多いでしょうが、心の準備は出来ています。開幕戦を迎えることを心待ちにしています」。

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