F1第12戦ベルギーGP決勝レースの正式スターティンググリッドが発表された。
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夏休み後、後半戦の最初のレースとなるF1ベルギーGPだが、暫定スターティンググリッドでは5名にペナルティが科せられていたが、正式スターティンググリッドでは6名のドライバーに合計105グリッド降格ペナルティが科せられた。
■65グリッド降格:ストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダ)
バンドーンは、フリー走行1回目と3回目の前にパワーユニット・エレメント交換を行ったことにより60グリッド降格ペナルティが決まっていたが、ギアボックスも6レース連続使用前に交換したことにより5グリッド降格が追加され、65グリッド降格となった。母国GPを迎えているが、最後尾からの追い上げとなる。
■20グリッド降格:ダニール・クビアト(トロロッソ)
クビアトは、パワーユニット・エレメント交換を行ったことで、20グリッド降格ペナルティを科せられた。これにより、予選17番手だったものの決勝レースは19番手スタートとなった。
■5グリッド降格:4名
5グリッド降格を科せられたのは、フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、マーカス・エリクソン(ザウバー)、パスカル・ウェーレイン(ザウバー)、そしてジョリオン・パーマー(ルノー)の4名だ。
マッサはイエローフラッグ中にスロー走行しなかったとして、5グリッド降格を科せられた。しかし、他の4台もペナルティが決定したため、予選結果通りの16番手スタートとなる。
ザウバー勢の2台とパーマーの3名は、ギアボックスを6レース連続使用前に交換したことで各々5グリッド降格となっている。
■アロンソ、10番グリッドからスタート
この大量ペナルティは、観ているファンにとって非常に分かりにくいルールと言われており、今後ルール作りの上で議論が必要になるだろう。また、予選10番手のパーマーが5グリッド降格ペナルティを科せられたことで、予選11番手のフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)は10番グリッドからスタートすることになる。
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