F1シンガポールGP決勝レース終了後、マクラーレン・ホンダのレーシングディレクター、エリック・ブーリエがコメントした。
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■エリック・ブーリエ(マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)
「何より、今日はF1にとって良い日だった。シンガポールの壮観な照明の下で、2時間の激しいコンペティティブなレースが行われ、レースを愛する私たちからしたら、トップ2台の差が0.5秒以内だったという結果がそれを強調している。F1は今でも素晴らしいスポーツのままで、今日もまたかつてないほどエキサイティングだった。
マクラーレン・ホンダとしての観点からは、フェルナンドの力強いコンペティティブな走りによって7位に入賞し、6ポイントの世界選手権ポイントを獲得することができたのは満足している。
彼は力強いスタートを決めたし、印象的で一貫性のあるラップタイムを維持していた。いかなる基準でも偉大なドライビングだった。
ジェンソンについては、彼も素晴らしいスタートだったのだが、その素晴らしいスタートも、ニコ(ヒュルケンベルグ)のクラッシュを避けようとして、ウィリアムズのバルテリ(ボッタス)にフロントウイングが接触してしまったことで台無しになってしまった。誰のせいでもない。特に1周目は、レースでは連鎖反応は自然に起こってしまう。ジェンソンは、今晩のニコの事故を避けることはできなかったよ。
我々のレースチームにこの場で『ブラボー』と言いたい。ガレージにいる者、ピットウォールにいる者、そしてその裏にいるウォーキングのミッションコントロールにいる者、レースをこれほど効率的に管理してくれた全員に、本当によい仕事をしてくれたよ。
次は暑いシンガポールから、さらに暑いマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットへと旅をする。今日我々がレースをしたマリーナ・ベイ・サーキットとは大きく異なるレーストラックだ。低速でタイトなコーナーではなく、高速でワイドな大きなコーナーがある。しかし、我々はここと同じように再びポイント獲得のために加速していくだろう」
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