マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで行われたF1第13戦シンガポールGP、フォース・インディアのエイドリアン・スーティルは10位、のポール・ディ・レスタはリタイアだった。
【結果】F1シンガポールGP決勝、優勝者のタイム、2位以下はギャップ、周回数、ピット回数
■ニコ・ヒュルケンベルグ(9位)
「全体としては満足できるよ。2ポイント獲得できたんだ。正直、これ以上は期待していなかった。毎週モンツァ(前戦イタリアGP、5位)みたいにいくなんて期待はできない。でも、僕たちは大きく進歩したよ」
「すごくきついレースだった。とてもいいスタートを決めて、そのあとセルジオ・ペレス(マクラーレン)と争う状況になった。結局は彼に順位を返さなきゃならなかったけれど、ちょっと納得していない。あのバトルにはウィリアムズも1台いた。セルジオはイン側にいて、僕はスペースを残すためにアウト側の縁石に乗らざるを得なかった。それでクルマの底がついてしまって、コースオフしたんだ。でも、そのコーナーの前もあとも、僕の方がセルジオより前だったよ」
「最後は、とにかく生き残るための戦いだった。タイヤがほとんど終わっていたんだ。ニコ・ロズベルグ、ルイス・ハミルトン(ともにメルセデスAMG)、マーク・ウェバー(レッドブル)はみんな新しいタイヤだった。僕はただコース上にとどまって完走することだけに集中せざるを得なかったよ」
■エステバン・グティエレス(12位)
「今日はもっといい結果を期待していたよ。決勝のペースが良くなかった。特に、ほかのクルマと激しいバトルをしていた序盤が悪かったね。何度か少し攻めすぎてしまったし、オーバーステアがひどくて、タイヤの性能が劣化していった」
「これまで経験した中でも一番きついレースだった。全力を尽くしてやって、フィニッシュした順位がこれだ。戦略も理想的じゃなかったね」
「だけど、今週末は一歩前進できた。さらに成長するよう、努力し続けるよ」
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