ホンダの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターが4日(水)、アキュラのラグジュアリー・フラッグシップセダンのコンセプトカー「RXLコンセプト」をニューヨークオートショーで世界初公開した。
RXLコンセプトは、RXLで初採用となる「ジュエルアイLEDヘッドライト」をアキュラブランドの新たなデザインモチーフとして取り入れ、印象的なフロントデザインとなった。
また、4WDとFFの2タイプをラインアップし、それぞれの駆動方式に適したパワートレインを搭載。卓越したハンドリングと優れたコーナリング性能を実現した。
4WDモデルは、NSXコンセプトにも採用された高効率・高出力のハイブリッドシステム「スポーツ・ハイブリッドSH-AWD」に、フロントレイアウトの次世代3.5L直噴V6エンジン、モーター内臓の7速デュアル・クラッチ・トランスミッションが組み合わされる。出力は370馬力以上、燃費はミッドサイズセダンと同等の約12.7km/Lを予定している。
FFモデルには、次世代3.5L直噴V6エンジンに6速ATを組み合わせ、アキュラ初となる電動アクチュエーターによる制御システム「プリシジョン・オール・ホイール・ステア」を採用。後輪のトー角を左右独立で制御することにより、軽快なハンドリングと優れたコーナリング性能を実現。出力は、310馬力になる予定だ。
市販モデルは、2013年初頭に全米で発売を予定している。