ウィリアムズ・マルティーニ・レーシングは、元フェラーリ空力責任者のディルク・デ・ビアが空力責任者として加入することを発表した。3月1日付けで業務を開始する。
ディルクは、スイフト・エンジニアリングでキャリアをスタートし、インディカーのデザインを担当、その後ザウバーへ移籍し、2008年にはロータス(現ルノー)へ加入した。
ルノーで空力責任者として5年を過ごした後、2013年には空力責任者としてフェラーリに移籍し、昨シーズンにフェラーリを離れた。
■ディルク・デ・ビア:ウィリアムズ空力責任者
「ウィリアムズに加わることができてとてもうれしいです。チームはF1で信じられないほどの遺産を持っている。私は今、その一部になれたことを誇りに思っています。
私はデイブ・ホイーター(エアロダイナミシスト)と、ウィリアムズの空力チームと協力して、シーズンの終わりまで車の開発を推進していきたいと考えています。この機会を与えてくれたウィリアムズに感謝します」。
■クレア・ウィリアムズ:ウィリアムズ副代表
「私たちは経験豊富なディルクを迎え入れること嬉しく思っています。F1で空力責任者として数年間を過ごしたことで、彼の知識と技術的なノウハウは、ウィリアムズをグリッドの上位に戻そうと努力し続けているチームにとって、間違いなく大きな資産になるでしょう」。