ザウバーが2018年からホンダ最初のカスタマーチームになるといううわさがある。
ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によると、ザウバーは来年は2016年仕様のフェラーリエンジンを搭載するという。
ザウバーは新オーナーになってからは資金難を脱して開発も進みつつある。金銭的な理由でないとすると、なぜ旧型エンジンの使用を選んだのだろうか。
『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』のミハエル・シュミット記者は、2017年型車の開発プロジェクトが遅れているため、よく知るエンジンを使うことは理にかなうと説明している。
「ザウバーのエンジン選択は理にかなっている。エンジニアはエンジンの寸法をすべて知っているからだ」
「また、2018年からザウバーがホンダ最初のカスタマーになる可能性もうわさされている」とシュミット記者は書いている。
ザウバーが2017年に使用するエンジンは、フェラーリがF1第14戦イタリアGPから使用している最新型だという。現在ザウバーに搭載されているのは、それ以前の仕様だ。
今年は、トロロッソが昨年型のフェラーリエンジンを使用している。