2024年F1第9戦カナダGP(ジル・ビルヌーブ・サーキット)決勝レースが、ウェットからドライへと変化していく難しいコンディションで行われた。
●【2024F1第9戦カナダGP】決勝レースのタイム差、周回数/スケジュール・全セッションの結果
優勝はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2位はランド・ノリス(マクラーレン)、3位はポールポジションからスタートしたジョージ・ラッセル(メルセデス)だった。
HRC Sakuraで製造されているHRC(ホンダ・レーシング)製パワーユニット『ホンダRBPT』勢は、以下の通り。
8位 ダニエル・リカルド(RB)
14位 角田裕毅(RB)
リタイア セルジオ・ペレス(レッドブル)
■雨で大荒れ
レースはウェットコンディションの中スタートし、ハース勢だけがフルウェットタイヤ(青)、その他18台はインターミディエイト(緑)だった。マシンが巻き上げる水煙で視界は非常に悪かったが、天候は徐々に回復していく難しいコンディションだった。
レースは、スピン、クラッシュ、セーフティカーなど荒れた展開となり、フェラーリ勢は2台ともリタイアした。
■RBの戦略は良かったものの角田裕毅はポイント圏外
前日にRB残留を発表した角田裕毅は、スタートで8番グリッドから順位を落とし、11番手に後退。
セーフティカーのタイミングでコース上に残るステイアウトを選択したチーム戦略で7番手に浮上してから入賞圏内を走っていたが、ペースが上がらず9番手まで落ちた。
その後、残り5周で濡れた路面で単独スピンして14位でフィニッシュしている。
■【暫定結果】F1カナダGP
1 M.フェルスタッペン(レッドブル)
2 L.ノリス(マクラーレン)
3 G.ラッセル(メルセデス)
4 L.ハミルトン(メルセデス)
5 O.ピアストリ(マクラーレン)
6 F.アロンソ(アストンマーティン)
7 L.ストロール(アストンマーティン)
8 D.リカルド(RB)
9 P.ガスリー(アルピーヌ)
10 E.オコン(アルピーヌ)
11 N.ヒュルケンベルグ(ハース)
12 K.マグヌッセン(ハース)
13 V.ボッタス(Kickザウバー)
14 角田裕毅(RB)
15 G.ジョウ(Kickザウバー)
<リタイア>
ー C.サインツ(フェラーリ)
ー A.アルボン(ウィリアムズ)
ー S.ペレス(レッドブル)
ー C.ルクレール(フェラーリ)
ー L.サージェント(ウィリアムズ)