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【予選総括:F1カナダGP】激戦!ラッセルとフェルスタッペン、“0.000秒差”の同タイム!契約発表直後の角田裕毅が安定のQ3!ペレスQ1・フェラーリQ2敗退の波乱

2024年06月09日(日)7:14 am

2024年F1第9戦カナダGP(ジル・ビルヌーブ・サーキット)の予選が行われた。

●【2024F1第9戦カナダGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム/スケジュール・全セッションの結果

■最速フェルスタッペン、角田裕毅2番手!ペレスQ1敗退!

18分間のQ1トップタイムはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2番手は角田裕毅(RB)、3番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)だった。

HRC Sakuraで製造されているHRC(ホンダ・レーシング)製パワーユニット『ホンダRBPT』勢は、以下の通り。
14番手 ダニエル・リカルド(RB)
16番手 セルジオ・ペレス(レッドブル)

【Q1】F1カナダGP
16 S.ペレス(レッドブル)
17 V.ボッタス(Kickザウバー)
18 E.オコン(アルピーヌ)
19 N.ヒュルケンベルグ(ハース)
20 G.ジョウ(Kickザウバー)

■雨粒...角田裕毅がレッドブル勢で最上位!フェラーリ全滅

Q2開始直前、各マシンがピットレーンに並んでいる最中に雨粒が落ちてきた。しかし各ドライバーはソフトタイヤのままコースイン。路面が濡れてコンディションが悪化する前にできるだけ早くタイムを残しておかなければならないため、序盤のアタックでのミスは致命的になる。

15分間のQ2トップタイムはジョージ・ラッセル(メルセデス)、2番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)、3番手はランド・ノリス(マクラーレン)だった。

HRC(ホンダ・レーシング)製パワーユニット『ホンダRBPT』勢は、以下の通り。
4番手 角田裕毅(RB)
7番手 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
8番手 ダニエル・リカルド(RB)

フェラーリ勢は全滅で、ドライバーは激怒していた。

【Q2】F1カナダGP
11 C.ルクレール(フェラーリ)
12 C.サインツ(フェラーリ)
13 L.サージェント(ウィリアムズ)
14 K.マグヌッセン(ハース)
15 P.ガスリー(アルピーヌ)

F1公式サイトは、予選Q3に2台とも進出したVisa Cash App RB(ビザ・キャッシュアップRB)ローラン・メキース代表のコメントを紹介した。

「これまでのところ、素晴らしい結果です。難しいコンディションの中、両方のマシンがQ3に進出しました。二人ともよくやってくれました。雨が少し降っていますが、軽い雨なので早めにラップを出して、その後ドライコンディションが続くことを願っています」

■Q3:PPのラッセルとフェルスタッペンは“0.000秒差”!

12分間のQ3でポールポジションを獲得したのはジョージ・ラッセル(メルセデス)、2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はランド・ノリス(マクラーレン)だった。

ラッセルとフェルスタッペンは“0.000秒差”の同タイムだったものの、先にタイムを出したラッセルが上位になった。コース全長4.361kmをまったく違うマシンとPUが全力で走って同タイムというのは、どれだけチーム間の実力が僅差なのかを物語っている。

HRC(ホンダ・レーシング)製パワーユニット『ホンダRBPT』勢は、以下の通り。
5番手 ダニエル・リカルド(RB)
8番手 角田裕毅(RB)

ここで初優勝を果たしているリカルドは、得意のサーキットで0.178秒差の5番手。

予選開始30分前に2025年の契約を発表したばかりの角田裕毅は8番手だった。

Q3へ2台揃って進出したのは、メルセデス、マクラーレン、RB、アストンマーティンの4チームのみで、2台の安定した速さがコンストラクターズ・ランキングに大きく影響していくことになる。

■【Q3】F1カナダGP
1 G.ラッセル(メルセデス)
2 M.フェルスタッペン(レッドブル)
3 L.ノリス(マクラーレン)
4 O.ピアストリ(マクラーレン)
5 D.リカルド(RB)
6 F.アロンソ(アストンマーティン)
7 L.ハミルトン(メルセデス)
8 角田裕毅(RB)
9 L.ストロール(アストンマーティン)
10 A.アルボン(ウィリアムズ)

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