NEXT...F1開催スケジュール

未亡人が8億2000万円の勝訴!F1の伝説ラウダの遺産争いで前妻の息子たちが上訴

2024年05月25日(土)1:28 am

F1レジェンドの故ニキ・ラウダの未亡人は現在、遺産約3,000万ユーロ(約51億円)をめぐる法的論争から抜け出しつつある。この訴訟は1年前、ラウダが亡くなった時の妻であるビルギット・ヴェツィンガー(45歳)がラウダ財団を訴えた時に初めて表面化した。

『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙によると、ウィーンの高等裁判所で争われた結果、ビルギットが勝訴し、トリプル・ワールドチャンピオンのラウダの資産16%(約8億2,000万円)を得る権利を勝ち取った。

しかし『ラウダ財団』(ラウダの最初の結婚相手だった子どもたち、ルーカスとマティアスが支援している)は上訴した。訴訟では、ビルギットは2019年に腎不全で亡くなったラウダがかつて所有していた50点もの貴重な美術品や宝飾品を隠し持っており、「相続するに値しない」と主張した。

その中でも最も高価なものの一つは140万ユーロ(約2億4,000万円)の値がついたが、ビルギットはその多くはニキではなく自分が購入したものだと主張している。

『Kurier』紙によると、財団はビルギットを「大規模な虚偽の陳述」でも訴えたという。ウィーンの裁判官は、ラウダの妻に支払うべき正確な金額について裁定を下すことになるが、その金額は「ゼロが6つ以上(約1億7,000万円以上)」ある数字になると伝えられている。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック