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衝撃!F1トップが「新規参戦を全力阻止」父マリオ・アンドレッティが語る舞台裏:ホーナーらも認める

2024年05月24日(金)22:40 pm

新しいコンコルド協定の交渉をめぐる「通常の話し合い」が現在行われていることをレッドブルF1代表のクリスチャン・ホーナーが明らかにした。

F1の商業権保有者であるリバティ・メディアは最近、FIA、F1、チームを結びつける新協定の草案(ドラフト)を送付した。コンコルド協定とは、FIA(国際自動車連盟)、FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)、全10チーム間で交わされているF1の運営方法や商業的な権利に関する協定だ。

現在の協定は来年で期限切れとなるが、新たな草案では、フェラーリを特別扱いしてきたボーナス支給額が減額されたり、アンドレッティのような新チームがF1に新規参戦する際に支払う金額は、おそらく2億ドルから6億ドル(約314億円から942億円)へ大幅に増額されるなど、いくつかの詳細が漏れ始めている。

■衝撃!F1はアンドレッティの参戦拒否に全力を尽くす!?

キャデラック(GM)の支援を受けているアンドレッティ陣営は2026年に向けて始動する決意を固めているが、1978年のワールドチャンピオン、マリオ・アンドレッティはその可能性は低いと認めている。彼は最近、マイアミGPでリバティ・メディアCEOのグレッグ・マフェイに声をかけられたと『NBC News』に語った。

「彼は『マリオ、私はマイケル(息子)がF1に参戦できないよう、全力を尽くす』と言ったんだ」とアンドレッティは主張する。

「あれは本当に衝撃を受けたよ。そんなに個人的なことだとは思わなかったよ」

■ホーナーも認める

アンドレッティをF1から締め出すことがコンコルド交渉の一部ではないかという質問に対し、レッドブル代表のクリスチャン・ホーナーは次のように認めた。

「それが争点になるのは避けられないだろうね。しかし時として、もし破綻していないのであれば、修正する必要はないだろう」と『formu1a.uno』が報じた。

新しいコンコルド協定が交渉される時、最大の争点となるのは、チームが受け取るべきスポーツ収入の配分である。

「それはいつもの議論になるだろう。各チームがより多くを望むかどうかだ」とホーナーは言う。

「そして、プロモーターはさらに多くを望んでいる。しかし、今あるものは比較的うまく機能している。私は基本はすべて比較的しっかりしていると思うよ」

「スポーツが進化し、成長し続けるにつれて、協定を改良できる部分も出てくるだろうが、それについては革命ではなく、改良に過ぎないと思う」とホーナーは付け加えた。

■2026年は基本合意済みとヴォルフ

ホーナーとしばしば対立するメルセデスF1のトト・ヴォルフ代表でさえ、2026年の基本合意はすでに決まっていることに同意している。

「来年からの5年間をF1がどう見ているのか、その基本は理解できたと思うし、そこには良い点もある」とヴォルフは語った。

「賛否両論を含めて、これから議論することはたくさんあるし、もちろん交渉もある。しかし、原則的には、私たち全員が同じ目標、つまり、このスポーツを成長させたいと考えている」

「それは利益も成長することを意味し、利益が成長する時、チームとスポーツの両方が利益を得ることになる」。

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