今シーズンのカルロス・サインツ(フェラーリ)はここまでのところ、チームメイトのシャルル・ルクレールよりも優れているように見える。
実際、盲腸の手術で欠場したF1サウジアラビアGPを除いて、F1日本GPを含む3レースでサインツはルクレールに勝っている。
開幕戦バーレーンGP 3位サインツ、4位ルクレール
第2戦サウジアラビアGP 3位ルクレール、欠場サインツ(7位ベアマン)
第3戦オーストラリアGP 優勝サインツ、2位ルクレール
第4戦日本GP 3位サインツ、4位ルクレール
元F1ドライバーのビタントニオ・リウッツィは、「昨年からシーズン後半にかけて、カルロスには信じられないほどの成長が見られたと言わざるを得ない」と『Corriere della Sera(コリエレ・デラ・セラ)』に語った。
■自分を見失ったルクレールの復活願う
「今年、ルクレールがこれほどプレッシャーにさらされ、苦境に立たされるとは予想していなかった。しかし、彼はサインツのパフォーマンスに苦しんでいる」
「来年、彼(ルクレール)の隣にはルイス・ハミルトンがいるから、シャルルが再び自分自身を見つけられることを願っている。彼はレッド勢(フェラーリ)のバランスにとって重要な存在になるだろう」。