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18歳の女性レーサーJuju、フォーミュラE東京大会でDHLアンバサダー就任!「いつかDHLカラーでレース参戦を」大学入学前の「課題提出が終わってない」と焦りも

2024年03月27日(水)12:30 pm

日本初開催となるフォーミュラE東京大会直前の2024年3月27日(水)、オフィシャルロジスティクスパートナーのDHLが、スーパーフォーミュラにも参戦する女性レーサーJujuこと野田樹潤(のだじゅじゅ)のアンバサダー就任を発表した。

DHLはJujuと共に、3月29日(金)に開幕するフォーミュラE世界選手権・東京大会を盛り上げていく。

■Juju「いつかDHLのカラーリングでレースに参戦したい」

2002年生まれの18歳Jujuは、今回のアンバサダー就任への思いを次のように語った。

「F1、フォーミュラE、インディーカーなどのトップカテゴリーを支えるDHLのアンバサダーとして、東京ePrixのイベントに参加する運びとなり、大変光栄に思っています」

「DHLのアンバサダーとしてイベントに携わり、1人でも多くの人たちに喜んでもらえるような活動に取り組んで参りたいと思います」

「そしていつかDHLのカラーリングを纏ったレーシングカーを駆って、レースに参戦できたら夢のようだと思っています」

また、これまでDHLとの関わりも多く、ヨーロッパでレース活動している中で、何度もパーツの配送で助けられたという。

フォーミュラEは日本初の公道を封鎖して開催するが「レースを変えていくカテゴリー」として期待している。

■まだ課題提出が終わってない!

父・野田英樹の影響を受けて「3歳でレースを始めて、5歳でプロになることを決意してからブレてない」という。

目標としているドライバーについては、「まだいないですが、尊敬はしているドライバーはいます」と語った。

高校を卒業したばかりで来月大学入学を控えているが、まだ入学前の課題提出が終わっておらず、「大丈夫かな、終わるかな、と心配です」と焦っていると明かした。

レース活動をする中で厳しい状況も多いというが「環境の中で何ができるか、強い意志が大事」とプロらしい強い想いを語った。

フォトセッション後、DHLジャパンのトニー・カーン社長から「大学では何を勉強するんですか?」と質問されるとJujuは「身体について研究していくつもりです」とレーサーに必要な身体能力を追求していくようだ。

■サステナビリティに取り組むDHL

DHLモータースポーツ部門は、2014年のフォーミュラE創設以来、オフィシャル・ファウンディング&ロジスティクスパートナーとして、3大陸10都市16レースに輸送し、1レースあたり400トンもの貨物輸送を担っている。

貨物の中には、27台のレーシングカー、10機のバッテリー、14台の充電ユニット、発電装置5ユニット、放送機材、マーケティングやホスピタリティに関する資材などが含まれている。

DHLはイギリス・イタリア・ドイツに専任エキスパートを70名以上を抱え、モータースポーツで約40年の経験がある。

サステナビリティ(持続可能)な取り組みはモータースポーツ界も避けられないが、DHLは2030年までに30%以上を持続可能なバイオ燃料にし、燃費の良い航空機、世界初のEV飛行機を12機発注して2024年に納入を予定し、2030年までに集配車両の60%に当たる世界で36,000台以上の電動集配車を導入する。

日本でも2024年末までにEV車両やバイクなどを73台導入するという。

フォーミュラEは世界初のネット・ゼロ・カーボン・スポーツを掲げ、DHLも脱炭素を積極的にPRした。

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