ペナルティのアロンソ「あれはレーサーなら誰でもすること、フェアなレースだった」最後は予選のような走りでラッセルに対抗
F1第3戦オーストラリアGP（メルボルン、アルバート・パーク・サーキット）の決勝レースを終え、フェルナンド・アロンソ（アストンマーティン）は6位でフィニッシュしたものの20秒タイムペナルティが科せられ、8位に降格した。
その結果、チームメイトのランス・ストロール（アストンマーティン）は6位へ、角田裕毅（RB）は7位へ昇格した。
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■フェルナンド・アロンソ（アストンマーティン）
決勝レース：8位（6位でフィニッシュ後20秒タイムペナルティで降格）
「ルイス（ハミルトン）がリタイアした時にバーチャル・セーフティカーのタイミングがちょうど良かったのは少しラッキーだった。その後、チェコ（ペレス）の後ろにいてDRSを使ってギャップを広げることができたからかなり満足していた。ピットからシャルル（ルクレール）が出てきたときにかなりタイムを失ったけど、その数秒が最後に“金（ゴールド）”になったことがわかった」
「終盤では、ジョージ（ラッセル）がすぐに追いついてきた。彼が来ることを知っていたし、その後、5〜6ラップでDRSの範囲に入ってきたから、ポジションをキープするために予選のような走りをしていたんだ」
「ターン6からの出口スピードを最大限にしようと彼に対抗したんだ（その後は長いアクセル全開区間と2つのDRSがある）。レーシングドライバーなら誰でもすることだし、危険だとは感じなかった。ハードではあったがフェアなレースだっただけに、スチュワードからペナルティを受けたのは残念だ。それでも、ジョージが無事で安心した。彼のクルマがトラックの真ん中にあるのを見るのは良くはなかったからね」
「ペースの面では、我々にとって最高の週末ではなかったけど、レースでは良い戦略、信じられないほどのピットストップ、素晴らしい信頼性などうまくできた。おそらく、今日は僕たちのペース以上のポイントを獲得できたと思うけど、それを受け入れることにしよう」。
