ダニエル・リカルド(RB)は、RBとレッドブル・レーシングの関係をめぐる論争は、2024年の早い段階で“落ち着く”と考えている。
■人材確保のためイギリスへ
マクラーレンのCEOであるザック・ブラウンを含む率直な批評家たちは、ライバルである2チームの協力関係がますます緊密になっていることを非難しており、彼の最大の懸念のひとつは、かつてのアルファタウリチームが“イギリスに移動”していることだと示唆している。
新生RBの新チーム代表であるローラン・メキースは、レッドブルのミルトン・キーンズ本社に一部のオペレーションが移されることは認めるものの、それを否定している。
「我々はファエンツァに一流の工場を持っており、イギリスに移ることはない」と彼は主張する。
「イタリアに移り住みたくない人たちが大勢いるため、英国に支社を置く価値があることが示されただけだ」。
■表彰台争いを否定
しかし、2022年から2023年にかけてレッドブル・レーシングが使用してきた基本的なマシンコンセプトが2024年の主流になりつつある中、新しい“RB”は昨年のタイトルを獲得マシンだとの見方もある。
「いや、違うよ」とリカルドは水曜日にバーレーンで主張した。
「昨年のアストンマーティンや数年前のピンクのメルセデスだと思っている人もいると思うけれど、表彰台争いをすることになるとは思っていないよ」
チームが中団に落ち着いたら、「一部の人たちは落ち着くだろう」とリカルドは考えている。
「使うことが許されているパーツをいくつか使っている。でも、一部の人たちが考えているようなレベルではないよ」。