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角田裕毅をF1公式サイトが高く評価「彼を変えたくなる理由はわからない」チーム新代表は「100%実力で在籍」

2024年02月12日(月)12:32 pm

F1公式サイトが、RB(ビザ・キャッシュアップRB)は3人の高いスキルを持ったドライバーを抱えて贅沢な状況にあるとし、角田裕毅を高く評価している。

ルイス・ハミルトン(メルセデス)がフェラーリへ電撃移籍することを発表したことで、2024年F1シーズンが始まる前に2025年に向けた“シリーシーズン(移籍市場)”が一気に動き出した。

新生RBは2025年に向けて、ダニエル・リカルド、角田裕毅、リアム・ローソンと3人の優秀なドライバーを抱えており、成績次第で3人ともレッドブルF1への昇格も可能な立場にいる。

■ローラン・メキース代表も高く評価

フェラーリから移籍してきたローラン・メキース代表(RB)は、「信じられないほど才能豊かな3人のドライバーを擁している」とドライバーたちを評価しており、「情報筋によれば、角田は今シーズンもホンダの資金援助を含むバックアップを受け続けている」としつつも、メキース代表は角田裕毅は「100%」実力でチームに在籍しているとF1公式サイトに語ったという。

2023年はアルファタウリの25ポイントのうち17ポイントは角田裕毅が獲得しており、チームへの貢献度は明らかだ。

■角田裕毅の今年の目標は「冷静になること」

角田裕毅はF1公式サイトに次のように述べている。

「昨年よりも多くのポイントを獲得したいです」

「去年やったことをたくさんのことを継続したいです。22年から23年にかけての進歩は大きなステップでした。主な目標のひとつは、できるだけ冷静になることです。すでに大きな一歩を踏み出したと思いますが、まだ改善の余地はあります」。

そんな角田に対してF1公式サイトは「チームが彼を変えたくなる理由はわからない」と高く評価している。

■角田裕毅の将来はどう見られている?

角田裕毅の2025年についてはまだ具体的なうわさは出てこないが、今シーズンも安定した成績を残し続け成長を見せれば残留の可能性は高まるだろう。

もちろんレッドブルF1への昇格も可能な立場にいるが、当然トップチームのシートとなるとライバルは多くなるし、チーム内で絶対的な立場を築いているマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と組むことのプレッシャーに耐えられるだけの精神力と安定感を証明しなければならない。ピエール・ガスリー(アルピーヌ)もアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)もプレッシャーで実力を出し切れなかったとも言われている。

また、2026年にはホンダがアストンマーティンF1とワークス体制として組むこともあり、角田裕毅が移籍する可能性もあると見られている。ホンダとしても、育成ドライバーの岩佐歩夢がスーパーフォーミュラでチャンピオン争いができなければ、ホンダは角田裕毅のサポートを最優先するという関係者の言葉もF1公式サイトは紹介している。

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