『Visa Cash App RB F1チーム(ビザ・キャッシュアップRB F1)』は現地時間2024年2月8日、ラスベガスで2024年の新マシン『VCARB 01』を公開した。
●【画像集:F1新車2024】ビザ・キャッシュアップRB F1チーム『VCARB 01』
■カラーリング
エナジードリンク缶やトロロッソ時代にも似ているメタリックブルーをベースカラーに、ロゴの多くはシルバーとなった。
リアウイングの表面は白地に『ORLEN』の赤いロゴが目立ち、裏面は『VISA』の文字が目立つ。
『VISA』のロゴはサイドポンツーンにも大きく掲出されており、かなりコンパクトに絞り込まれているのがわかる。
またエンジンカウル部分にはおなじみのレッドブルの雄牛のロゴがシルバーで描かれている。
また、新スポンサーでアパレルブランドの『HUGO』は、フロントウイングとコクピット横に大きくロゴが入っている。ヒューゴボス社の若者向けブランド『HUGO』は、アストンマーティンF1や大谷翔平にもスポンサーをしている『BOSS』の兄弟ブランドで、F1では長年スポンサーをしている。
エンジンカウルには白地に赤い文字で『HONDA』のロゴが掲出された。
■速さに期待
新車RB-01は、レギュレーションの範囲内でレッドブルF1と共通で使えるパーツを増やしていく方針で、すでにイギリスのレッドブル・レーシングの隣にファクトリーの一部を移し、より緊密な体制を築いており、Visa Cash App RB(ビザ・キャッシュアップRB)の速さに貢献すると考えられている。
これまでレッドブル社傘下のアパレルブランド『アルファタウリ(AlphaTauri)』がチーム名となっていたが、今年からはクレジットカードの『Visa(ビザ)』と金融系アプリ『Cash App(キャッシュアップ)』に加え、レッドブルを想起させる『RB』を付け、『Visa Cash App RB(ビザ・キャッシュアップRB)F1チーム』へと正式チーム名を変更。また、会社名は『レーシング・ブルズ社(Racing Bulls S.p.A)』へと変更した。
ドライバーは引き続き、角田裕毅とダニエル・リカルドのコンビとなる。