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レッドブル、F1チーム代表ホーナーの“疑惑”を調査中「問題を深刻に受け止めている」ホーナー「否定」チーム幹部「認識」 自発的に辞任も?

2024年02月06日(火)9:21 am

エナジードリンクメーカーのレッドブルは月曜日、レッドブルF1チームのクリスチャン・ホーナー代表がチーム従業員に対する不適切な行為をした疑いで調査していると発表した。

レッドブルは声明で次のように述べている。

「最近のある疑惑を受け、同社は独立した調査を開始した。すでにこの手続きは進行中で、外部の専門弁護士によって実施されている。当社はこれらの問題を非常に深刻に受け止めており、調査は現実的に可能な限り早く完了する予定だ。現時点でこれ以上コメントすることは適切ではない」。

■告発は攻撃的なスタイル?辞任も?

詳細は明かされていないものの、『AP通信』はホーナーの「攻撃的な経営スタイル」と報じている。最初に報じたオランダの『De Telegraph(デ・テレグラフ)』紙は「告発」があったと報じている。

報告書によると、チームの上級幹部は疑惑を認識しているが、ホーナーは「これらの主張を完全に否定する」という。

ヘルムート・マルコ博士は「それについては何も言わない」と『Motorsport-Total.com』に語った。

また、ホーナーに対してチーム代表を自発的に辞任するようアドバイスがされていると言われているが、ホーナーは拒否したとも情報が漏れ伝わってきているようだ。

■調査中でも仕事を許可

レッドブルF1は今年F1で20回目のシーズンを迎え、2月14日には新車『RB20』を発表するが、ホーナーは、調査期間中でも開幕戦に向けて仕事を続けることが許可されている。

ホーナーが率いるチームは、3年連続でマックス・フェルスタッペンがチャンピオンを獲得し、昨年は22戦21勝という歴史的快挙を達成、2005年のレッドブルF1参戦時から指揮している。これまでレッドブルF1は、コンストラクターズタイトル6回、ドライバータイトル7回を獲得した。またホーナーは2013年には大英帝国勲章第4位(OBE)、2024年にはコマンダー(CBE)の称号が与えられている。

ホーナーは2015年にスパイスガールズのジェリ・ハリウェルと結婚した。

また、F1のアメリカ人気に貢献したNetflixの大ヒットドキュメンタリーシリーズ『Formula 1: 栄光のグランプリ(Drive to Survive)』でもよく知られている。

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