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マクラーレンF1、レッドブルとアルファタウリの提携を非難 予算上限で“大きなメリット”

2024年01月17日(水)18:58 pm

マクラーレンのザック・ブラウンCEOは、レッドブルの2つのF1チームの関係がますます緊密になることを“懸念”している一人だと認めた。

■レッドブルとアルファタウリのチーム間連携に懸念

クリスマス直前には、レッドブルが2チーム間の相乗効果を高めているために、ライバルチームがエナジードリンクブランドのレッドブルにアルファタウリの売却を働きかけ始める可能性さえあると我々は報じた。

そしてマクラーレンのブラウンCEOは今週、こう宣言した。

「私はアルファタウリとレッドブルの提携を懸念している」。

このアメリカ人のCEOは、アルファタウリが本拠地のイタリアから活動の大部分をイギリスのミルトン・キーンズにあるレッドブル・レーシングの近くに移転すると聞いていると語った。

「つまり、このA-Bチームと共同オーナーシップは、まったく別のレベルのA-Bチームであり、我々とスポーツの健全性と公平性にとって大きな懸念事項だ」とブラウンは主張した。

「他のいかなるメジャースポーツでもそれはほとんど許可されていない。かつてのF1のように、非常にバランスが取れていないレベルになる前に、私は業界としてこの問題に注目してもらいたい」

■チーム提携は予算上限でますます有利になる

FIA(国際自動車連盟)のトップでさえ、レッドブルとアルファタウリのようなチーム提携を注視していることを認めている。

「何が許され、何が許されないかに関するレギュレーションは調整されなければならない」とブラウンは言う。

「これらはコストキャップ(予算上限)がない時代に書かれたものだ。メルセデスとマイナーチームの差は埋めようがなかったから、彼らは小規模チームを助けたいと考えたんだ。コストキャップがあれば、もはやその必要はない」

「それどころかAチームとBチームには、以前よりもはるかに大きなメリットがある。そして、F1には独立した10のコンストラクターが必要なんだ」とブラウンは主張している。

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