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「ホンダは私が契約」レッドブルF1のマルコ博士、2024年はホンダとの関係に変化。独自エンジンで戦えるまで「長い道のり」

2024年01月16日(火)18:23 pm

ヘルムート・マルコ博士は、レッドブルとエンジンサプライヤーであるホンダの関係が2024年に再び変化することを認めた。

ホンダは2026年からアストンマーティンに切り替わり、2025年末に両社のパートナーシップが完全に終了することはすでに知られている。

レッドブルはフォードの協力を得て、ミルトン・キーンズで独自のエンジン事業を立ち上げようとしている。

レッドブルのトップF1コンサルタントであるマルコは、『Osterreich(オステライヒ)』紙に次のように語っている。

「コンペティティブに戦えるようになるまでにはまだ長い道のりがあるが、すべてが計画通りに進んでいるし、パフォーマンス曲線も正しい」

■自分が契約したホンダに再び戻るつもりはない

一方で、レッドブル・ホンダは真の「ワークス」としてのステータスを失うとはいえ、2023年のチャンピオンシップを完全に支配することに成功している。

マルコは、自社エンジンプロジェクトが失敗した場合、単純に「レッドブル・パワートレイン」を廃止し、2026年までホンダに固執することを否定した。

「いや、うまくいかなければならない。2026年からは自社エンジンで走ることになる。それまでは、これまでうまく機能してきたホンダから可能な限り最高のパフォーマンスを引き出したい。ホンダは私の契約だったから、私はそれを見守り続けるよ」。

■今シーズンの来日予定は1回

80歳のマルコは、2026年の新エンジンプロジェクト開始を含め、少なくともあと3シーズンはレッドブルと契約を結んだばかりだ。

そして、これまでグランプリの合間を縫って日本への移動に多くの時間を費やしてきたホンダとの関係が、これから変わり始めることを彼は認めている。

「いや、もう日本に行かなくてもいいように、すべてが手配されているんだ。私には24レースで十分だし、そのうちの1レースはいずれにせよ日本で開催されるのだからね」。

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