昨年までアルファタウリF1を率いてきたフランツ・トストは、レッドブル所有の2チームのコンサルタントとしてF1との関係を維持するようだ。
67歳になったオーストリア人のフランツ・トストは、長年アルファタウリのチーム代表を務めてきたが、後任としてローラン・メキースとピーター・バイエルという新しいマネジメントのコンビが就任した。
■マルコ博士、トストとの関わりを継続
しかし、レッドブルのF1コンサルタントであるヘルムート・マルコ博士は、トストが引退したあとも関わり続けたいと考えている。
「そうだね、そのための話し合いは1月15日に行われるだろう」とトストは『f1-insider.com』に語った。
「その後、私がレッドブルでどのように仕事を続けていくかが分かるだろう」
「基本的に、私は常にモータースポーツに関わり続けるつもりなので、コンサルティングのような役割も間違いなく想像できる」と付け加えた。
■トスト、テレビ評論家は否定
トストは、その新しいパートタイムの仕事とテレビ評論家の仕事を組み合わせることは否定した。
「それは絶対に僕の仕事ではないよ」と彼は主張した。
「あまりにも多くの政治的な答えをたくさん出さなければならないが、それは私の強みではない。それに、多くの人は真実を受け入れられないからね」
フランツ・トストは、元F1ドライバーのラルフ・シューマッハのマネージャーを務めていたが、歯に衣着せぬ物言いで有名なシューマッハについて触れ、ジョークを交えながら評論家になることを否定した。
「ラルフ・シューマッハは政治的な答えがとても上手だが、多くの人々にとってはあまりにも明快すぎる。それに、私ならもっと過激になるだろうね」とトストは微笑んだ。