マックス・フェルスタッペン(レッドブル)と比較できるのは、ベネトン時代にオペレーション・ディレクターとしてF1でともに働いたミハエル・シューマッハだけだと著名なF1エンジニアであるジョアン・ビラデルプラットは考えている。
「シューマッハとは長い間、手を取り合って仕事をした。そして、マックスはミハエルにとても近い」
なぜそう思うのだろうか?
「彼の野心と、他者を破壊し尽くして何も残さないという願望がそうさせるんだ。その点で彼らはよく似ているんだ」と68歳の彼は言った。
「セナは純粋に天賦の才能に恵まれていたが、肉体的な準備ができておらず、しばしば疲れ果ててマシンを降りることも多かった。私の考えでは、マックスはメンタリティーとクオリティーの点でシューマッハに最も近い存在だ」
「2人とも勝利への限りない渇望を持っていた」