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F1世界一を16回も獲得してきたウィリアムズF1、6位を目指すにはドライバーよりマシン強化が必須。サージェントと契約で2024年のF1全グリッドが決定!

2023年12月02日(土)6:56 am

ウィリアムズ・レーシングは、2024年のF1シーズンも引き続きローガン・サージェントがチームのドライバーを務めることを発表した。来季の最後のシートが決まったことにより、2024年のF1グリッドは、2023年の最終戦アブダビGPと同じ顔触れとなった。

ルーキーシーズンを終えたサージェントは1ポイントを獲得したが、チームメートのアレックス・アルボン(ウィリアムズ)は27ポイントを稼いできた。これを物足りないと批判する者も多かったが、もし仮にサージェントも同じ27ポイントを稼いだとしても、チームのコンストラクターズランキング7位(計28ポイント)は変わらなかった。6位のアルピーヌは120ポイントを稼いでいるため、6位と7位には大きな差があるためだ。さらに上位を目指すには、マシンの強化が最優先になるだろう。

■アメリカ人として30年ぶりのポイント獲得

アメリカ人ドライバーとして30年ぶりにF1ポイントを獲得した22歳のサージェントは、ルーキー・シーズンで最高レベルのパフォーマンスを発揮するために必要な基本的な速さを証明し、その土台をレースごとに積み重ねていくことで、ウィリアムズ・レーシングのラインアップにおける地位を確固たるものにしていった。

■育成ドライバー2年目のシーズンへ

ウィリアムズは、コンストラクターズ・チャンピオンシップで7位に食い込んだ今シーズンの勢いをさらに加速させ、サージェントの生粋のスキルとアレックス・アルボンの経験のコンビネーションにより、2024年シーズンを成功に導くと確信している。

サージェントとのパートナーシップ延長は、ウィリアムズ・レーシングが高い評価を得ているドライバー・アカデミーの卒業生として、F1の世界で若い才能を育て、成長させるというコミットメントを強調するものだ。

■ジェームス・ボウルズ(ウィリアムズF1代表)

「2024年シーズンもローガンとの旅を続けられることをうれしく思う。ローガンは世界の舞台のプレッシャーの中で計り知れないスキルを発揮しており、我々のチームに完璧にフィットしている」

「我々は彼の能力に絶大な信頼を寄せており、来シーズン、ともにさらなる成功を収めることができると信じている」。

■ローガン・サージェント(ウィリアムズ)

「2024年シーズンもウィリアムズ・レーシングで戦えることをうれしく思う。これまでチームとは信じられないような旅をしてきた。このような才能豊かで献身的なグループの中で、ドライバーとして成長し続ける機会をもらえて感謝しているよ」

「僕たちは将来に向けてエキサイティングな計画を立てていて、来年のチームの成功に貢献するのが待ちきれないよ」。

■F1で3番目に成功してきたウィリアムズの歴史

ウィリアムズ・レーシングは45年以上にわたって、F1世界選手権に参戦している歴史上最も成功したチームのトップ3の1つとして、地球上で最も速いスポーツの1つであるF1の最前線に立ってきた。

F1マシンのエンジニアリングとレースにおける比類なき伝統、そして忘れがたい時代を誇り、F1世界選手権のタイトルを16回も獲得してきた。

ウィリアムズ・レーシングは、故フランク・ウィリアムズ卿とエンジニアリングのパイオニアであるパトリック・ヘッド卿によって1977年に設立されて以来、コスワース、ホンダ、ルノーとの提携により、チームは9度のコンストラクターズチャンピオンを獲得している。

7度のドライバーズ選手権トロフィーを獲得してきたドライバーの顔ぶれは、アラン・ジョーンズ、ケケ・ロズベルグ、ネルソン・ピケ、ナイジェル・マンセル、アラン・プロスト、デイモン・ヒル、ジャック・ビルヌーブと伝説のヒーローたちが歴史を作ってきた。

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