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F1アブダビGPを評価・・・角田裕毅は勝者、アルファタウリF1は敗者、ウィリアムズF1は勝者

2023年11月28日(火)12:16 pm

F1公式サイトが定番の『勝者と敗者』という特集のアブダビGP版を公開した。

その中で、角田裕毅を「勝者」、アルファタウリF1は「敗者」と評した。また、アルファタウリF1が目標としていたライバルのウィリアムズF1については「勝者」としている。

F1公式サイトではF1アブダビGPをどのように評価しているのか、注目ポイントを紹介しよう。

■勝者:角田裕毅

角田裕毅(アルファタウリ)はF1キャリア初のラップ・リーダー(日本人ドライバーとしては佐藤琢磨に次ぐ2度目)に輝いただけでなく、世界中のファン投票で選ぶ『ドライバー・オブ・ザ・デイ』を初受賞し、ファンの称賛を浴びた。

角田裕毅はチームメイトのダニエル・リカルドを終始リードしていたが、1ストップ作戦を最大限に活用したものの、最速の戦略ではなかったため、スターティンググリッドから2つポジションを下げて8位でフィニッシュした。

それでも最近の5レースで3度目のポイントフィニッシュを果たし、この3年間で最も印象的なシーズンだった。

■敗者:アルファタウリF1

角田裕毅はシーズン終盤に調子を上げ、リカルドはメキシコGPで7位に入るなど素晴らしい走りを見せたアルファタウリは、最終戦を前にコンストラクターズ選手権でウィリアムズと7位争いをするまでになった。

しかし、最終戦で新しいフロアを導入したものの、ランキングで逆転するのに十分な得点を挙げるまでには至らず、ランキング8位でシーズンを終えた。

F1で2番目に長くチーム代表を務めたフランツ・トスト代表の最後のレースは、ほろ苦い結果となった。彼の弟子の角田が活躍した一方で、ライバルのウィリアムズからポジションを1つ奪うという目標を達成することはできなかったためだ。

■勝者:ウィリアムズF1

ウィリアムズF1は、シーズン序盤の努力が報われ、コンストラクターズランキング7位を守り切り、それに伴う賞金も増加した。

第8戦カナダGP以降、開発リソースを2024年モデルに集中しており、マシンをアップグレードしていないことを考えれば素晴らしい偉業といえる。

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