F1最終戦アブダビGP(ヤス・マリーナ・サーキット)の初日を終え、アルファタウリF1のジョナサン・エドルズ(チーフ・レース・エンジニア)が次のように語った。
●【2023F1第23戦アブダビGP】全セッションの結果・開催スケジュール
■ジョナサン・エドルズ(アルファタウリF1、チーフ・レース・エンジニア)
FP1:3番手、10番手
FP2:12番手、15番手
「AT04の継続的な開発と、来年に向けた有益な情報収集のために、ここアブダビで行われたシーズン最終戦にいくつかのアップデートを持ち込んだ。FP1の焦点は、これらが期待通りに機能していることを評価し、その上でどのようにバランスを取るかを理解することだった」
「FP1では10人のルーキードライバーが他のマシンに乗っていたため、全員のパフォーマンスを把握するのは容易ではなかったが、データからは我々のアップデートが期待通りに機能しているように見えた」
「FP2では複数回レッドフラッグが出たため、走行はかなり制限された。ミディアムコンパウンドとソフトコンパウンドのショートランデータをなんとか得ることができたが、2台のマシンにわたる通常のロングランタイヤの情報は得られなかった。このため、日曜日のレースでのタイヤ選択はいつもより少し難しくなるだろう」
「ポジティブな要素としては、このサーキットは我々がテストをしているコースなので、昨年のデータが残っていることが挙げられる。週末の展開を考慮すると、FP2の最終順位は明日の予選で予想される順位を正確に表すものではないが、限界を理解し、一晩でセットアップを変更するのに十分なデータはある」。