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レッドブルF1代表「チェコは母国GPでロケットスタートを決め全力を尽くしたし責められない」「故マテシッツは『リスクがなければ楽しみはない』と言っていたよ」

2023年10月30日(月)17:32 pm

アメリカ大陸3連戦の2戦目、F1第20戦メキシコシティGP(アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス、メキシコ・シティ)決勝レースを終えて、レッドブルF1のクリスチャン・ホーナー代表が次のように振り返った。

●【2023F1第20戦メキシコGP】ペレスがリタイア・・・決勝レース・全セッションの結果

フェルスタッペンは1シーズン16勝の新記録を樹立し、伝説のドライバーであるアラン・プロストの51勝に並んだ。

一方、5番グリッドからスタートしたペレスは“ものすごい”スタートを決めて、前のマシンのスリップストリームを使いながらターン1の手前では3ワイドに。アウト側からターンインしようとしたところ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)と当たってマシンが宙に浮いてしまい、ガレージに戻ったもののリタイアしてしまった。

■クリスチャン・ホーナー代表(レッドブル)

スターティンググリッド:3番手、5番手
決勝レース:優勝、リタイア

「対照的な運命のレースだった。今日もマックス(フェルスタッペン)は今日も素晴らしいレースをしたし、まったくもって圧倒的だった」

「しかしチェコ(ペレス)にとっては完全に骨の折れるホームレースだった。彼はロケットのようにスタートを決めて、勢いに乗って最初のコーナーに進入した。ホームレースで先頭に立つために全力を尽くした彼を責めることはできない。しかし最終的には3人が1つになることはなく、彼の戦線離脱は大きな痛手となった」

「(レッドブル創業者)ディートリッヒ・マテシッツはいつも『リスクがなければ楽しみはない(no risk, no fun)』と言っていたが、私たちは最初から全力を尽くした」

「2台とも信じられないほどうまくスタートしたよ。今年のスタートは決して好調ではなく、ばらつきがあった。今日はコントロールチームが素晴らしい仕事をしてくれたんだ。最初の走行でチェコとマックスは素晴らしいスタートを切ったし、その後のリスタートでもマックスが明らかに素晴らしい走りを見せてくれた」。

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