NEXT...F1開催スケジュール

【F1アメリカGP】10位の角田裕毅に全米が、世界が注目!最終ラップでファステストラップ獲得!中島悟、小林可夢偉に続く日本人3人目の記録

2023年10月23日(月)7:00 am

アメリカ大陸3連戦の初戦、F1第19戦アメリカGP(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ、オースティン)決勝レースの最終ラップ、角田裕毅(アルファタウリ)がファステストラップを獲得した。

●【2023F1第19戦アメリカGP】決勝レースの結果。角田裕毅がファステストラップ獲得!

10番手を走っていた角田裕毅だが、前後マシンとのタイム差があることからアルファタウリF1はソフトタイヤに交換してファステストラップを狙うという作戦に打って出た。10位は1ポイントを獲得できるが、さらに10位以内のドライバーがファステストラップを獲得すると、追加の1ポイントを加えることができる。

コンストラクターランキング最下位のアルファタウリF1は、ランキング9位のハースF1チームに7ポイント離されている。このレースでハースはアップデートを投入したもののうまく機能せず下位を走っているため、ポイント差を縮めるチャンスだ。

ソフトタイヤに交換した角田裕毅は、最終ラップに一発勝負に出た。トラフィックに引っかかったり、ミスがあるかもしれない。しかし、角田裕毅はセクター1、セクター2を全体ベストの“パープル”で通過、そして快走する角田裕毅をF1公式テレビカメラがライブ中継で追いながら注目する中、セクター3でも全体ベストを出して、見事に1:38.139のファステストラップを叩き出してチェッカーフラッグ!テレビ画面上部に「FASTEST LAP TSUNODA」が表示された。

そしてマシンを降りた角田裕毅をF1公式カメラがライブ中継し、ここでも「DHL FASTEST LAP OF THE RACE YUKI TSUNODA」と表示された。角田裕毅は冷静に歩きながらチームクルーとタッチをした。1989年F1オーストラリアGPの中島悟、2012年F1中国GPの小林可夢偉以来となる素晴らしい記録を残した。

角田裕毅は10位の1ポイントと、ファステストラップの追加1ポイントを獲得し、合計2ポイントをチームに持ち帰った。

これでアルファタウリF1は7ポイントになり、ハースF1チームとは5ポイント差まで近づいた。残り4戦すべてで10位に入賞して4ポイント獲得では届かない。ハースはオーストラリアGPで7位に入賞しているため、アルファタウリF1は6ポイント以上の獲得が必要になる。

●【2023年F1チャンピオンシップ・ランキング】角田裕毅&アルファタウリが2ポイント追加!/第19戦F1アメリカGP終了後

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック