マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、フェラーリ会長のジョン・エルカーンに電話をかけてほしいと語った。
しかし、その電話とは、3度のワールドチャンピオンのフェルスタッペンがレッドブルからフェラーリに移籍するというセンセーショナルな契約についてではないだろう。
■フェルスタッペンがフェラーリと繋がりたいのはコレクションのため
むしろ、オランダ人のフェルスタッペン(26歳)が目をつけているのは、歴史上最も歴史的で成功した旧F1マシンのひとつだ。
「個人的なコレクションとしては、僕がワールドチャンピオンになった3台のマシンが欲しいね」と彼は『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』の週刊誌『Sportweek(スポーツウィーク)』に語った。
「でも、ミハエル・シューマッハのF2004も欲しいね」
「とても高価だけど、信じられないようなクルマなんだ。でも、どこで買えるのかわからないんだよ」。
「そう、これはジョン・エルカーンへのアピールなんだ。これを読んで電話してほしい」とフェルスタッペンは語った。V10エンジンを搭載したF2004は、F1史上最も支配的で象徴的なマシンのひとつであり、18戦中15勝を挙げている。