ケビン・マグヌッセン(ハース)は5日に誕生日を迎えたばかりだが、F1第18戦カタールGPの週末をうまく過ごせていない。
●【2023F1第18戦カタールGP】全セッションの結果・開催スケジュール
■ヒュルケンベルグから奇妙な誕生日プレゼント
まず、チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグが、マグヌッセンに“恥ずかしい誕生日プレゼント”をあげていたことを明かした。
「それはトイレブラシだよ。詳細を知りたいかどうかはわからないけど、ヨーロッパのシーズンでは、ドライバーの部屋はトラックの後ろにあって、トイレとシャワーは共有なんだ。僕に言えるのはそれだけだよ」とヒュルケンベルグはニヤリと笑った。
その奇妙な贈り物について尋ねられたマグヌッセンは、記者にこう答えた。
「冗談でしょ?」
■5年間も口をきかなかった関係
過去、この2人は5年間も口をきかなかった期間があった。
2017年、コース上でバトルをしていたヒュルケンベルグが「マグヌッセンはスポーツマンシップに反する行為を繰り返している」と非難すると、マグヌッセンは「俺の※※をしゃぶれ」と発言したのだ。
それ以来、二人は5年間も話すことはなかったが、2022年に代役としてグリッドに戻ってきたヒュルケンベルグがマグヌッセンに対して「俺の※※をしゃぶれ」と言い返したことで二人は笑いながら和解したとマグヌッセンは明かしていた。
■マグヌッセン、ヒュルケンベルグから学ぶ
そのマグヌッセンはカタールGPの予選を19番手で終えた後、『Ekstra Bladet』に語った。
「今日はクルマのせいにはできない。まだサーキットをきちんと学んでいないんだ」
「セッションは1回だけだったけど、コツを掴むのは予想よりもずっと難しかった。ニコは順調だ」とマグヌッセンは認めた。
「彼は週末前に、このトラックが本当に好きだと言っていたし、GP2(現FIA-F2)ではここで勝っている。だから、彼は良い参考になるし、ベンチマークにもなる。彼がやっていることを見て、もっとうまくやる必要があるね」。