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【F1シンガポールGP予選】全勝レッドブルがQ2敗退の波乱!サインツがポール獲得!角田裕毅はQ1最速も「自分のミス」で15番手、ローソン初Q3で10番手

2023年09月17日(日)6:47 am

F1第16戦シンガポールGP(マリーナベイ)の予選が行われ、カルロス・サインツ(フェラーリ)がポールポジションを獲得した。

●【2023F1第16戦シンガポールGP】全セッションの結果・開催スケジュール

【Q1:角田裕毅がトップタイムで通過】

Q1トップタイムは角田裕毅(アルファタウリ)、2番手はセルジオ・ペレス(レッドブル)、3番手はニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)だった。角田裕毅のチームメイトで3戦目のリアム・ローソン(アルファタウリ)は4番手でQ1を突破した。

角田裕毅は素晴らしい走りでトップタイムをマークした。Q1とはいえ「TSU」という名前がタイミングボードのトップに表示された。

その後、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、リアム・ローソン(アルファタウリ)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、エステバン・オコン(アルピーヌ)らがタイムを更新したが、角田裕毅のタイムを上回ることはできなかった。

しかも角田裕毅が走行したのは6周。他に走行周回数が6周以下だったのは、ラッセル、オコン、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)、そして5周のルイス・ハミルトン(メルセデス)の計7名のみだ。他の多くのドライバーが8周から9周を走っている中、角田裕毅は集中力を発揮して少ない周回数でタイムを残したことになる。トラフィックがひどい中、チームも渋滞を避けて良い仕事をした。

■Q1:ストロールが大クラッシュで赤旗

最終アタックをしていたランス・ストロール(アストンマーティン)が最終コーナーで大クラッシュ!マシンはかなりひどい破損状態だ。セッションはすでに残り時間がなくチェッカーフラッグが振られていたこともあり、赤旗で即時終了となった。そのため最終アタックをしていた多くのドライバーがタイムを更新できなかった。

コース上に止まったストロールのマシン撤去とコース清掃のため、予選Q2の開始時間は遅れていたが、日本時間22時53分に再開すると発表された。

【予選Q1】F1シンガポールGP
1 角田裕毅(アルファタウリ)
2 セルジオ・ペレス(レッドブル)
3 ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
4 リアム・ローソン(アルファタウリ)
5 ケビン・マグヌッセン(ハース)
6 ジョージ・ラッセル(メルセデス)
7 カルロス・サインツ(フェラーリ)
8 エステバン・オコン(アルピーヌ)
9 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
10 シャルル・ルクレール(フェラーリ)
11 ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
12 フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
13 フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
14 ルイス・ハミルトン(メルセデス)
15 アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
予選Q1敗退
16 バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
17 オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
18 ローガン・サージェント(ウィリアムズ)
19 ジョウ・グァンユ(アルファロメオ)
20 ランス・ストロール(アストンマーティン)

【Q2:レッドブルF1の2台が敗退の波乱!】

Q2トップタイムはカルロス・サインツ(フェラーリ)、2番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)、3番手はフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)だった。

今シーズン負け無しのレッドブルだが、マックス・フェルスタッペンは11番手、セルジオ・ペレスは13番手で、2台ともQ2敗退という波乱が起こった。ペレスはバランスを崩してスピンさせてクラッシュを回避。フェルスタッペンは悔しさを露わにしながらマシンを降りた。

Q1をトップタイムで通過していた角田裕毅だったが、Q2はノータイムで15番手となりQ3進出はならなかった。角田裕毅は予選後「自分のミス」でタイムを出せなかったと話している。3戦目のリアム・ローソンは10番手でQ3初進出を果たし、レッドブル系で唯一のQ3進出となった。

■フェルスタッペンの流れが悪い?

Q2セッション中、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が角田裕毅の走行を妨害したと記録され、セッション終了後の審議となった。

フェルスタッペンはQ1でもピットレーン出口で意図的に止まっていたため、審議対象となっている。

■【予選Q2敗退】F1シンガポールGP
11 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
12 ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
13 セルジオ・ペレス(レッドブル)
14 アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
15 角田裕毅(アルファタウリ)

【Q3:サインツがポールポジション!】

レッドブルF1の2台が不在となったQ3は、熾烈なポールポジション争いが行われた。

大接戦を制してポールポジションを獲得したのはカルロス・サインツ(フェラーリ)、2番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)、3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)だった。

3戦目のリアム・ローソン(アルファタウリ)が初のQ3で予選10番手を獲得した。

■【予選】F1シンガポールGP
1 C.サインツ(フェラーリ)
2 G.ラッセル(メルセデス)
3 C.ルクレール(フェラーリ)
4 L.ノリス(マクラーレン)
5 L.ハミルトン(メルセデス)
6 K.マグヌッセン(ハース)
7 F.アロンソ(アストンマーティン)
8 E.オコン(アルピーヌ)
9 N.ヒュルケンベルグ(ハース)
10 L.ローソン(アルファタウリ)
11 M.フェルスタッペン(レッドブル)
12 P.ガスリー(アルピーヌ)
13 S.ペレス(レッドブル)
14 A.アルボン(ウィリアムズ)
15 角田裕毅(アルファタウリ)
16 V.ボッタス(アルファロメオ)
17 O.ピアストリ(マクラーレン)
18 L.サージェント(ウィリアムズ)
19 G.ジョウ(アルファロメオ)
20 L.ストロール(アストンマーティン)

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