F1第13戦ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)の44周の決勝レースが行われた。
●【2023F1第13戦ベルギーGP】決勝レースや全セッションの結果、開催スケジュール
角田裕毅(アルファタウリ)は今季3度目の10位入賞を果たし、チームメイトバトルにも勝利した。
■フランツ・トスト(アルファタウリF1代表)
スターティンググリッド:11番手、19番手
決勝レース:10位、16位
「レースはユウキ(角田裕毅)が11番手、ダニエルが19番手でスタートしたので、2台で戦略を分けることにしました。ユウキはミディアムコンパウンド、ダニエルはソフトタイヤでスタートしました」
■角田裕毅は重要な1ポイントを獲得
「ユウキは素晴らしいスタートを決めて8番手につけ、ポジションをずっとキープしました。何台かはピットストップを延期し、レース後半に雨が降るのを待っていたようです。ユウキは一時は6番手につけていましたが、もちろん他のマシンのほうが速かったので、オーバーテイクされることもありました」
「最終的にユウキは10位でフィニッシュし、チームにとって非常に重要な1ポイントを獲得しました。さらに重要なのは、エアロ開発が正しい方向に進んでいることで、これはビスターの人々が良い仕事をしている証拠です」
■リカルドは慣れてくれば良い仕事をしてくれる
「ダニエル(リカルド)については、金曜日の予選でターン4でのトラックリミット違反が原因でラップタイムが抹消されたため、今日は最後尾グリッドからのスタートとなりました。昨日はスプリント・レースでポイント獲得まであと一歩のところまで迫り、素晴らしいパフォーマンスを見せていただけに残念です」
「今日は後方からのスタートで、オーバーテイクが本当に難しかった。まだマシンの負荷が足りないですが、ダニエルがマシンとタイヤに慣れてくれば、きっといい仕事をしてくれると確信しています」
「全般的に、チームはとてもいい仕事をしてくれました。久しぶりにポイントを獲得できたので、とても満足していますし、シーズン後半戦に向けて、まだまだパフォーマンスを向上させることができると思います」。