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セバスチャン・ベッテル、“合成燃料”のレッドブルF1マシンでデモラン決定!2024年ル・マン24時間レースに参戦?

2023年06月15日(木)18:51 pm

セバスチャン・ベッテルのモータースポーツへの情熱に再び火がつき始めているかもしれない。

■レース復帰の可能性を否定していないベッテル

レッドブル時代に4度F1チャンピオンに輝いたベッテルは、アストンマーティンで戦った昨シーズン限りでF1から引退している。しかし、F1関係者やファンの間では、ベッテルのレース復帰を望む声が多いのも事実だ。

35歳のベッテルは、最近次のように語っている。

「6か月以内に気が変になって、それ以上ソファに座っていることができなくなり、またドライブしたくなる可能性はあるよ」

そして、その時期はすでにかなり近づいてきているのかもしれない。

■レッドブルF1マシンでのデモランが決定

ベッテルは、9月に母国ドイツで開催されるレッドブル主催の『ニュルブルクリンク12時間』において、レッドブルF1マシン『RB7』でデモ走行を行うことが明らかになっている。

レッドブルの2011年型マシンである『RB7』は、ベッテルが2度目のF1チャンピオンに輝いた年に使用していたマシンであり、ベッテルが「変態カイリー」という名前で呼んでいたマシンとしても知られている。

しかし、「ノルトシュライフェ」と呼ばれるニュルブルクリンクの北コースで行われる今回のデモ走行は、ベッテルが取り組んでいる合成燃料普及活動の一環でもある。

「合成燃料やカーボンニュートラル燃料でも、同じように速く走れることを示すことは、僕にとって重要なことなんだ」

母国ドイツの『Bild am Sonntag(ビルト・アム・ゾンターク)』にそう語ったベッテルは、次のように付け加えている。

「合成燃料は、みんなが責任を持って楽しむことができる解決策を提供するものなんだ。多くの人がまだそのことを知らないんだ」

■2024年にル・マン24時間参戦の可能性も

一方、ドイツの放送局である『RTL』や『n-tv』は、ベッテルがトップレベルのモータースポーツへ復帰することを真剣に考えている可能性もあると次のように報じている。

「我々が得た情報によると、ベッテルはル・マンでの伝説的な24時間レースへの参戦を考えている」

「復帰は今のところ現実的な選択肢のように思える。というのも、彼はとりわけその歴史とマシンに魅了されており、2024年にそこで戦うことが十分に想像できるからだ」。

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