ホンダは5月24日(水)11時(日本時間)から本社にて2026年からのF1復帰を正式に発表した。
記者会見冒頭、ホンダ三部敏宏社長が登壇し、「ホンダはこの度、2026年シーズンよりパワーユニットサプライヤーとして、FIA フォーミュラワン(F1)世界選手権に参加することを決定いたしました」と世界に向けて宣言した。ホンダとしては第5期F1活動となる。
新パートナーはアストンマーティンで、オーナーのローレンス・ストロールも登壇。2026年から「アストンマーティン・ホンダ」が誕生する。
質疑応答には、三部社長、ホンダ・レーシング(HRC)渡辺康治社長、アストンマーティンF1チームCEOのマーティン・ウィットマーシュが登壇した。ウィットマーシュは、マクラーレン時代にホンダと契約をした本人で、ホンダと契約するのは2回目となった。
■アメリカ市場でのF1人気はF1復帰に影響した?
収益の柱アメリカ市場でのF1人気はF1復帰の決断にどのくらい影響したのだろうか?
三部社長「どのくらい・・・難しいなぁ。決断の要因の一つにはなった。決断の主な部分は我々の目指す方向とF1の方向が合致したというのが一番の理由で、これは電動化時代に有意義な参戦になった。アメリカの話はその中の一部。他のレース活動もアメリカでやっているのでうまくバランスを取りながら、モータースポーツの発展、最終的には自動車産業の発展につなげていければいいと思っております」。