F1アゼルバイジャンGP(バクー市街地)の土曜日、今シーズン初のスプリントが開催されたが、スタート直後からイン側のジョージ・ラッセル(メルセデス)とアウト側のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が一歩も引かず激しいバトルを展開し、ラッセルのタイヤがフェルスタッペンの左サイドポンツーンに接触、ラッセルはダメージがなかったもののフェルスタッペンのサイドポンツーンには穴が空いてしまった。
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スプリント後、ラッセルの元へ歩み寄ったフェルスタッペンは引かなかったことに対して激しい言葉で非難した。ラッセルはここで話し合っても仕方がないといった様子でその場を立ち去った。
これに対してラッセルのボスであるトト・ヴォルフ代表は「レース中のアクシデントだ」との見解を述べた。
「ジョージとマックスの接触は、レース中の出来事だった。マックスはアウト側に回り込もうとしていたが、それは決して簡単なことではなかった。彼はダメージを負い、彼のレースにとって最適とは言えなかった。彼が怒るのも無理はないが、ジョージは自分のポジションを守っていたんだよ」。