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アルファタウリ、角田裕毅は「クルマからほとんどすべての力を引き出した」と高評価!経験豊富な新人デ・フリースは開発に必要な「フィードバック」能力を賞賛

2023年03月05日(日)5:54 am

2023年F1開幕戦バーレーンGP(バーレーン・インターナショナル・サーキット)の予選が行われ、タイトルを2連覇中の王者マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、チームメートのセルジオ・ペレスに0.138秒差をつけて通算21回目のポールポジションを獲得した。

●【2023F1第1戦バーレーンGP】予選結果、Q1-Q2-Q3タイム

アルファタウリのポテンシャル不足が懸念されているF1参戦3年目の角田裕毅(アルファタウリ)は、Q2に進出したのは「予想外」だったと認めた。

フル参戦1年目のニック・デ・フリース(アルファタウリ)は、アルファタウリのポテンシャル不足に加え、タイヤがグリップを発揮する作動温度領域に入れることができず、明日は19番グリッドから追い上げる難しいレースになる。

アルファタウリのテクニカル・ディレクター、ジョディ・エジントンは角田裕毅のパフォーマンスに「クルマからほとんどすべての力を引き出した」と高く評価した。またF1では新人だが経験豊富なデ・フリースについて「フィードバック」能力を高く評価している。

■ジョディ・エジントン(テクニカル・ディレクター)

「(昨日)金曜日の夜には、マシンの主な限界について明確なイメージを持つことができた。そして、一晩で行われた変更によって、FP3と予選でマシンのバランスが改善されたことは確かだ。これは期待できることだが、我々が望むようなクルマに仕上げるためには、まだやるべきことがたくさんある」

「(角田)ユウキは、クルマからほとんどすべての力を引き出して良いパフォーマンスを発揮したし、ニック(デ・フリース)も最初の予選で堅実な走りを見せた。彼は順調に進歩を遂げ、さらに重要なのは、クルマが何をやっているのか、何を必要としているのか、素晴らしいフィードバックをしてくれたことだ」

「さすがにここまでで(新車)AT04が示した性能には満足していないが、明日のレースも重要なマイルストーンであり、次のイベントではエアロ(空力)開発が進んでいくだろう」。

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