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【F1画像ギャラリー】マクラーレン、創立60周年を祝う『MCL60』と新ドライバーコンビで新章のスタート

2023年02月14日(火)3:38 am

マクラーレンF1チームは日本時間14日(火)、2023年のFIA F1世界選手権に向けて、マクラーレン本社(イギリス・ウォーキング)にあるOKXソートリーダーシップセンターで、2023年型の新車『MCL60』とチームの新ドライバーラインアップを発表した。

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■60周年は新体制で臨む

チームは60周年という記念すべき年に、アンドレア・ステラがエグゼクティブ・ディレクターからF1チーム代表へ就任し、ルーキードライバーで2021年FIA F2チャンピオンのオスカー・ピアストリを迎え、評価の高いランド・ノリスとともに新車MCL60で上位を目指す。

イギリス・サマーセット出身の23歳のランド・ノリスは、2022年のエミリア・ロマーニャGPでF1キャリア6回目の表彰台を獲得、2023年はマクラーレンからF1参戦5シーズン目を迎える。

オーストラリア・メルボルン出身の21歳のオスカー・ピアストリは、2020年にFIA F3、2021年にFIA F2を連覇しており、大きな期待と共にF1にデビューする。

マクラーレンは60周年という節目の年を記念して、チームの2023年の新車はこれまでの名称の慣例とは異なり、MCL60と命名されることになった。ニュージーランド出身のレーシングドライバー、ブルース・マクラーレンが1963年にマクラーレン・レーシングを設立して以来、F1世界選手権を20回制覇、F1グランプリ183勝、インディアナポリス500は3度制覇、そして初挑戦のル・マン24時間レースでも優勝している。

MCL60は、1960年代にチームが初めて携えたカラーであるパパイヤオレンジとブルーのカラーリングが印象的で、2018年に再登場して以来、チームの人気色となっている。

■MCL60とメルセデスAMG F1 M14 Eパフォーマンス

テクニカルディレクターのジェームズ・キーの指揮のもと設計され、オペレーション・ディレクターのピアーズ・ティーン率いるウォーキングのチームが生産するMCL60は、英国ブリックスワースのメルセデスHPP(メルセデス・ハイパフォーマンス・パワートレインズ)のサポートにより、マクラーレンのシャシーとギアボックスに組み込まれたメルセデスAMG F1 M14 Eパフォーマンスによって駆動される。

ノリスとピアストリは、3月5日に開催される2023年バーレーンGPの開幕戦に向けて、2月23日にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われるプレシーズンテストで、MCL60の公式デビューを飾る。

■【F1画像ギャラリー】マクラーレン、創立60周年を祝う『MCL60』発表








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