2005年と2006年のF1チャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、すでにF1でのキャリアを終えた後のことを見据えているようだ。
41歳のスペイン出身ドライバーであるアロンソは、2023年にはアルピーヌからアストンマーティンに移籍することになっている。
アストンマーティンとの契約は2年だと伝えられており、グリッド上で最も経験豊富な最年長ドライバーとして43歳となる2024年までは現役F1ドライバーとしてレースを続けることが確定している。
■F1引退後はどのチームでも経験を生かすことができる
オランダの『Formule 1(フォーミュレ1)』誌に、少なくとも「2~3年」はシルバーストンを拠点とするアストンマーティンにとどまりたいと語ったアロンソは、その後の計画について質問されると次のように答えている。
「現時点では明確な考えはないよ。だけど、いずれはレースをやめることになるのはわかっている」
「そのときまでには僕は25年ほどの経験を積んでいることになる。だから、どのチームにとってもすごく役に立つことができるよ。そのチームがアストンマーティンであることを願うけど、今後数年間はどうあれ、僕はただ前進し続けたいと思っている」
■F1引退後もレースは続けたい
アロンソは、F1でレース以外の役割につくことは、ほかのカテゴリーでのレースと組み合わせることができるので「満足できるだろう」と考えているようだ。
アロンソは、これからも「ずっと運転していたい」と考えていることを認めている。だが、次の挑戦がル・マンになるのか、それともダカールラリーになるのかはわからないと次のように付け加えた。
「スポーツカーは素晴らしいよ。だけど、ル・マンあるはデイトナで再び勝つことにはあまり興味はないかもしれないな」