2022年F1第21戦サンパウロGP(ブラジル、アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ)で今シーズン最後のスプリントレースが行われた。
スプリントとはいえ、ジョージ・ラッセル(メルセデス)は3番グリッドからスタートして、自身としてはF1での初優勝、メルセデスは今シーズン初優勝を果たした。もちろん、これはスプリントのため記録上は優勝ではないが、それでも今シーズンは1勝もできていないメルセデスとしてはレース形式でのトップチェッカーは大きなモチベーションになったのは間違いない。
メルセデスのアンドリュー・ショブリン(トラックサイド・エンジニアリングディレクター)は「努力が報われた」とチームを讃えた。
■努力が報われた
メルセデスF1:アンドリュー・ショブリン(トラックサイド・エンジニアリングディレクター)
スプリント:3位
「ジョージ(ラッセル)は素晴らしい走りでスプリントを制し、ルイス(ハミルトン)は見事な回復力で明日のフロントロウに加わることができた。シーズン中、ドライバーとチーム全員がブラックリーやブリックスワースで多くのハードワークをこなしてきたが、今日はその努力が報われた格好だ」
「マックス(フェルスタッペン/レッドブル)に対して正しいタイヤを履いていたことは間違いないが、フェラーリ2台とセルジオ(ペレス/レッドブル)がソフトタイヤを履いていて、明らかに我々の方がペースが良かったという事実もある」
「明日は簡単な戦いではないことは確かだ。マックスは2本の新品ソフトタイヤを残していてアドバンテージがあるが、我々は2台がフロントロウに並ぶことで、上位からレースをコントロールする最高のチャンスになるんだ。レースが楽しみだ。コンディションが先ほどとあまり変わらないことを期待しているよ!」。